出したモノは土に還る我が家の超簡易青空バイオトイレ

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前に作ったトイレがいっぱいになったので、また新しく作りました。

ちょうどよい機会なので、我が家のトイレとその作り方をご紹介します。

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まず、トイレ作りに必要な道具。

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・ツルハシ
・スコップ
・ノコギリがま
・ノコギリ
・なた

トイレ作りに限らず、土地の開墾などもこれくらいの道具があれば事足ります。

この中でトイレ作りにメインに使う道具は、ツルハシ、スコップ、ノコギリがまの3つ。

さて、まずはツルハシでトイレ予定地の土をほぐしていきます。

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ちなみに奥がこれまで使っていたトイレ。

一斗缶は使用済みペーパー入れで、ある程度たまったらそのまま一斗缶の中で燃やします。

ここはもともとササやぶだったところを切り開いた土地なので、ササの切り株や根っこ、その他にもツル系の植物の根が地中を縦横無尽にはっています。

そういった障害物があっても、ツルハシを使えばガンガンぶった切ってくれて、破壊力抜群です。

ただ、ツル系の太めの根を切るのはノコギリがまの出番です。

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こんな感じで土をある程度ほぐしたら、次はスコップで穴を掘って行きます。

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一回に大体これくらいの大きさの穴を掘ります。

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あとは奥にある今まで使っていたトイレから、足の踏み台にする石や木の棒を移動してくれば完成です。

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今開いている穴の部分がいっぱいになってきたら、石と木の棒をずらして穴の位置を変えます。

今木の棒があるあたりに穴の位置がきて、そこもいっぱいになったらまたずらして、という具合に端から穴を埋めていき、最終的に今回掘った穴全体がいっぱいになったらまた新しい穴を掘ります。

今回でここに住みはじめて3つ目の穴です。

トイレ跡地は将来的に畑にしようと考えています。

用をたしたあとは、そこら辺に落ちている落ち葉をかけておきます。

夏場は朝出した排泄物が昼にはすっかりなくなっている日もあるほど分解スピードが早いので、穴がいっぱいになるのは時間がかかりますが、寒くなってくるにしたがってだんだんと分解しなくなり、出せば出すだけ溜まっていくので今回のように新しい穴を掘るタイミングも早まります。

また暖かくなれば冬の分も一気に分解されるはずです。

暖かい季節は穴のなかにいろんな虫が生息していて、排泄物をガツガツ食べてくれます。

用をたしながらそんな光景を見ていると、自分も自然の循環の中で生きているんだという実感がわいてきて、嬉しくなります。

もちろん虫だけでなく、いろんな微生物たちも食べてくれていると思います。

そういう意味では、このトイレもバイオトイレと呼ぶことができるかもしれません。

バイオトイレと言えばかなり聞こえは良いですが、早い話、ただの野グソです(笑)

このトイレは完全野外にあるので、雨の日はかさをさしながらします。

将来的にはトイレ小屋をつくり、コンポストトイレみたいなものをつくるかもしれませんが、大地に座って土の上にうんこをする今現在のスタイルは、自分が自然の一部であり、自然の循環の中に生きているということを日々実感できるので、私は気に入っています。

コメント

  1. 堂本 より:

    私とは正反対な生き方。
    凄く、ちゃんと生きてる事が伝わってきます。目頭が熱くなるくらいに。
    ブログ何ページか読みました。
    私には心を換気してくれる様なブログです。また読みに来ます!

    • Homare より:

      堂本さん
      はじめまして。
      ブログ読んでいただきありがとうございます。
      そう言ってもらえると、ブログを書いてることにあらためてよろこびを感じます。
      ありがとうございます。

  2. 高橋 保 より:

    傘さして、うんこするなんて・・
    想像したら
    (^^)吹いた〜。