風呂釜の水漏れをDIYで修理する方法

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暖かい季節になってきました。

冬のあいだ放置してあった我が家のお風呂に久しぶりに入ろうと、風呂釜の燃焼室のとびらを開けたところ、なんと大量の水があふれ出てきました。

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なぜ風呂釜の燃焼室から水があふれ出てくるのか。

はじめは、煙突などから雨水が入り込んでしまったのかと思ったのですが、いろいろと原因を探ってみたところ、燃焼室内のどこからか水が漏れていることがわかりました。

我が家のお風呂は、屋外にバスタブと薪焚きの循環式の風呂釜を設置した完全な露天風呂です。

参照記事:テント暮らしのお風呂は薪で沸かす露天風呂

冬場は寒いので近隣の温泉に通っているのですが、暖かい季節は薪で沸かした我が家の露天風呂に入ります。

露天風呂シーズン到来というタイミングで、風呂釜の水漏れが発覚し、ちょっと困った事態です。

風呂釜は4年ほど前、この山林に移住するために必要な資材をそろえていたときにヤフオクで見つけて購入したものです。

もともと古い中古品だったので仕方がないのかもしれません。

我が家でまたお風呂に入れるようにするためには、水漏れを修理するか、あるいは別の風呂釜を手に入れるかのどちらかです。

風呂釜の水漏れなどはじめから私には手に負えないと思っていたので、また別の風呂釜を買う方向で考えていました。

同じ機能を持つ新品の風呂釜はそれなりにいい値段がします。

なので、やはりまた今回もヤフオクで中古品ねらいです。

探してみると何点か見つかったのですが、商品の状態や価格などを検討するといまいち欲しいと思えるものがなく、また良いものが出てくるのを待つしかありませんでした。

しかし、そんなのんびりしたことは言ってられません。

修理できればいちばんよいのですが、水漏れ箇所を確認できないことには修理できません。

燃焼室内の左側からじわじわと水が流れてくるので、左側のどこかということまではわかるのですが、一見したところどこから水が漏れているのかわかりませんでした。

この際ダメもとで、ライトで中を照らしてもう少し真剣に見てみることにしました。

水で濡れているところを布でふいて、濡れてきたらまたふいて、というのを何回か繰り返し、水がどうやって流れてくるのかを丹念に調べました。

すると、燃焼室内の左側のある部分に急に水のしずくが出現し、次第に大きくなってちょろちょろ流れはじめることが確認できました。

はじめはその場所に上から水滴が落ちてきているように見えたので、上部のどこかから漏れていると思い手を当ててみたのですが、上部はまったく濡れていません。

何度か水滴を布でふいてよく観察してみると、水滴が出現したところに小さな穴が開いていて、そこから水がじわじわと漏れていることがわかりました。

はじめから素人には不可能だと決めつけていましたが、奇跡的に水漏れ箇所が特定できました。

今回はたまたま見えるところだったのでよかったですが、上部の配管部分などの見えないところだったら不可能です。

何はともあれ、これで修理ができます。

といっても、どうやってその穴をふさげばよいのかまったくわかりません。

薪を燃やす燃焼室なので、コーキングはもちろんのこと耐熱のパテや接着剤も役に立たないと思われます。

こんな用途に適した材料がないか、ネットでいろいろ調べてみたところ、これは使えるかもしれない!と思える材料を見つけました。

それがこれです。

鉄セメント。

知っていますか?

ふつうのセメントとは違って鉄と一体化させることができるセメントらしく、五右衛門風呂などの鋳物の補修材として知られているそうです。

近隣のホームセンターも何件か見て回りましたが、どこにも売っていませんでした。

店員に聞いても、商品の存在さえ知らない様子でした。

私も今回はじめて知りました。

というわけでネットで注文。

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使い方はふつうのセメントと同じで、水を適量まぜてちょうどよい柔らかさになるまで練ります。

水漏れする穴のまわりをサンドペーパーでこすり、煤やらサビやらをすべて削り落としピカピカにして準備OK。

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さっそくセメントを塗ってみたのですが、塗ったそばから穴から水がしみ出してきてセメントが流れてしまい上手くいきません。

穴に何も接触していなければ表面張力で水が出てこないのですが、何かが触れると水がしみてくるのです。

この時はじめて知りましたが、バスタブの循環パイプの下側から水が出てこなくなっても風呂釜内にはまだ水が残っているようです。

風呂釜の水抜き口は栓が固まっていて取ることができず、完全に水を抜くことができません。

考えた末、固まりかけた接着剤をパテ代わりにして一時的に穴をふさぎ、その上から鉄セメントを塗ってみることにしました。

今度は水がしみてきてセメントが流れることはなく、しっかりと固定させることに成功。

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これで一応穴をふさぐことはできました。

この状態で、なんだかんだで結局2週間くらい放置してしまいましたが、数日間おけば問題ないと思います。

いよいよ風呂を沸かす日。

まずは風呂に水をためてみましたが、水漏れはありませんでした。

あとは燃焼室内の火と熱に耐えられるかどうか。

薪に火をつけて風呂を沸かしはじめました。

窯内で薪は勢いよく燃え盛りましたが、途中で水漏れを起こすこともなく、無事に風呂が沸きました。

翌日修理箇所を確認しましたが、亀裂などもなく水漏れもありませんでした。

よかった!

これでまた今年も、山の中のプライベート露天風呂を楽しめます。

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コメント

  1. うり坊 より:

    久しぶりの更新、待っていました!
    お元気そうで何よりです。
    私も長府の薪ボイラー使っていますが、一代目の中古品は同様に水抜き口が固まっていました。あとでパイプレンチで開けようと思っていましたが、うっかり忘れ寒波到来で凍結破裂してしまいました( ´∀` )
    二代目は新品を買い、12月になったらしっかりと水抜きをして、誉さん家族同様私たちも温泉が通いです。
    冬も焚くなら五右衛門風呂がええですね。

    • ほまれ より:

      うり坊さん、お久しぶりです。

      私は水抜きしなければいけないことなどまったく知らず、過去3年間は水抜きをせず冬を越しましたが無傷でした。
      前回の冬はあちこちで水道管が破裂するほど全国的にかなりの寒さになり、今回の水漏れは冬場の凍結が原因の可能性が高いですね。

      今回水漏れしてはじめて窯内には常に水が残っていることを知ったので、今後はなんとか開栓して水抜きをしようと思っています。