車を買い替えました。
新しい車はホンダの軽ワゴン「バモス」です。
ホンダストリートの最期
このブログでは、メンテナンスや車検などたまに車ネタの記事を書いているので、以前から読んでいただいている読者の方はご存じだと思いますが、これまで私はホンダストリートに乗っていました。
参照カテゴリ:車・バイク
2011年の12月、土地探しの旅を目的にヤフオクでホンダストリートを購入。
走行距離は5万5千キロくらいでした。
そして、2年後の2014年。
走行距離8万キロを過ぎたくらいのころにタイミングベルトが切れ、エンジンが故障。
参照記事:車走行中にエンジンストップ!タイミングベルトが切れた!
修復不可能ということで、リビルドエンジンに乗せ換えました。
このとき廃車にしてほかの車に買い替えた方が、結局金銭的には安くついたとあとでちょっと後悔。
とはいえ、このときはテント暮らしだったり、家の建築中だったりして車を探している余裕もなかったのですが。
そんなわけで、3年前にエンジンを乗せ換えたストリートでしたが、数か月前からエンジンのかかり具合がおかしくなりはじめました。
キャブレターを掃除してみても何も変わらず、だましだまし乗っていたところ、ある日水温計のメモリが上昇していることに気がつきました。
リザーブタンクを見るとほとんどカラっぽ。
4月の車検時にもカラになっていて補充しているので、半年くらいでなくなっていることになり、明らかに異常な減りです。
クーラントを補充し、一時は水温計も落ち着きましたが、そのうちまた上昇するようになりました。
今度はクーラントはしっかり入っています。
エンジン始動後のマフラーからの白煙も気になります。
エンジンのかかり具合もますます悪くなってきたので、近場の自動車修理屋さんに持っていくことにしました。
数日後、「プラグとラジエーターキャップの交換をしておきましたー、ちょっと様子見て乗ってみてください」といって、しっかりそれなりの金額を請求されて返されてしまいました。
クーラントの漏れはないということで、結局原因は特定できなかったようです。
なんだか適当な対処をされた印象を受けました。
もしかしたらエンジンのヘッドガスケットから漏れているかもしれないということで、ほかに何かするとすればガスケットの交換だということです。
その修理費は5万円くらい。
しかし、ガスケットを交換したところで状況が改善されるかどうかはわからない、と。
そんな冒険をする金銭的余裕はないので、修理屋を替えることにしました。
そうこうしているうちにもエンジン始動は絶不調。
水温計も頻繁に上昇するようになり、日常的な走行は困難な状況になってきました。
知り合いにおすすめの修理屋さんを紹介してもらい、いよいよ車を修理に出そうという日。
道中でオーバーヒートになり、エンジンをしばらく止めて走り出しても、まもなくまたオーバーヒート。
どうしようもないので修理屋さんに連絡して、積載車で取りに来てもらうことにしました。
ここまでオーバーヒートになると、もはやエンジンを乗せ換えるしかないということでした。
ストリートは年式も古く、乗せ換えてもほかの機関が腐食していたりすれば、そこからエンジンに悪影響を与え、調子のよいエンジンでもまた故障してしまうということで、買い替えをすすめられました。
そこの修理屋さんは中古車も売っていると聞いていたので、なんかよい車はないか聞いてみると、なんとタイミングよくちょうど入荷したばかりのおすすめの軽ワゴンがあると。
それが、このたび購入したホンダのバモスです。
ホンダ バモスターボ 4AT フルタイム4WD
バモスと一口に言ってもモデルとグレードがいくつもあります。
このたび我が家にやってきたのは15年式のバモスターボ、4ATのフルタイム4WDです。
次に車を買い替えるなら、また軽バンの4WDがよいと思っていたのでちょうどよかったです。
ちなみに、ストリートは5MTのフルタイム4WDでした。
修理屋さんに、「これは状態も良くておすすめですよ!」と太鼓判を押された車が軽バンの4WDで、ほかに中古車を探すのも面倒だし、車はすぐに必要だったので、何も考えず購入を決めました。
走行距離は12万5千キロ。
車検が半年残っていて、価格は乗り出しで30万円でした。
交渉の結果、半年後の車検は法定費用のみで対応してくれることになりました。
バモスの相場をよく知らないのでこれが安いのか高いのかわかりませんが、良心的な修理屋さんで、いろいろ車の面倒も見てくれそうなので、アフターケア付きと考えればなかなか良い買い物だったのかもしれません。
よく走ってくれることを期待しています。
タイヤ交換
廃車することになったストリートには、今年買ったばかりのスタッドレスが取り付けてあります。
このままスクラップするのはもったいないので、ホイールごとすべて外してもらうことにしました。
軽バンや軽トラはタイヤのサイズはどれも同じだと思っていましたが、バモスの指定タイヤサイズは、155/70R13。
購入した中古車のバモスには、前オーナーの趣味で指定サイズとは違う見栄えのよいちょっと大き目のホイールのタイヤがついていました。
ストリートは145R12 6PRというサイズ。
もしかしたら着けられないかもしれないと車屋さんが言っていたので、せっかく買ったスタッドレスが無駄になるかとちょっと不安でしたが、交換してみるととくに問題なく着きました。
これならストリートで使っていた、まだ新しいノーマルタイヤも使うことができます。
ルーフキャリア取付
廃車するストリートからもうひとつ取り外したものは、ルーフキャリアです。
このルーフキャリアがなかったら、セルフビルドした我が家は建たなかったと言っても言い過ぎではなく、数え切れないほどの木材を運びました。
ほかにも廃材や竹など、長尺物を運ぶときにはルーフキャリアは欠かせません。
しかし、ストリートとバモスでは車幅が違うので、どう見ても取り付けられそうにありません。
私にはルーフキャリアは必需品なので、バモスにはまた新しいものを取り付けることも考えましたが、やはりそれなりにいい値段がします。
ストリートのルーフキャリアをバモスに取り付けることはできれば、万事OKなのです。
というわけで、台座の部分を力ずくで強引に伸ばし、幅を広げることにしました。
やってみると、しっかりと固定さえできれば意外と簡単に伸ばせることがわかりました。
幅が広くなりすぎてまた元に戻したり、戻しすぎたりと微調整が必要でしたが、なんとかすべての台座をちょうどよい幅に成形することができました。
これでストリートのルーフキャリアが無駄にならず、バモスでもいろんなものが運べます。
さらば、ストリート!
そんなわけで、わが家の車はホンダのバモスになりました。
ホンダにこだわっているわけではないのですが、たまたままたホンダ車です。
しかも、バモスはストリートの後継という位置づけになるそうです。
ストリートにはちょうど5年乗りました。
はじめの1年ほどは土地探しの旅やパワースポット巡りなど、車中泊をしながら ストリートと生活をともにしました。
参照記事:軽バンの旅 2012 春(旧ブログ「地球生活」)
参照記事:厳選パワースポット・神社巡り(旧ブログ「地球生活」)
3年前にエンジンを乗せ換えているし、走行距離は11万キロくらい。
まだまだ走れると思っていただけにちょっと残念ですが、仕方ありません。
5年間ありがとう、ストリート!