長靴の穴の補修に黒ゴム接着剤を使ってみた

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2年くらい前に買って毎日履いているこの長靴。

かかとの部分がやぶれてきました。

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この長靴は、頑丈でやぶれない長靴として以前ブログで紹介しました。

参照記事:頑丈でやぶれない長靴はこれがおすすめ!

意外にも、この記事は当ブログの人気記事になっていて、これまでたくさんの人が読んでくれています。

この記事を見て、同じ長靴を買ったと言ってくれた人も何人かいました。

丈夫な長靴を探している人は結構いるんですね。

ちなみにこの長靴は丸五というメーカーの長靴で、これまで2年くらい履いていますが、山や川の中で日々作業していて何かに引っ掛けたり、突き刺さったりして穴が開いたことはありません。

しかし、2年くらい履いているとさすがにゴムが劣化してくるようです。

穴が開いたというよりは亀裂が入ってきたという感じで、両足ともかかとの部分に集中しています。

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いままでにも瞬間接着剤で何度か補修していたのですが、すぐにまた開いてしまったり、穴の数も増えてきてしまい、いつの間にかまた水が入るようになってしまいました。

そろそろ買い替え時なような気もしますが、もし修理して使えるならその方がよいです。

大量消費社会といわれる現代、買うのは簡単ですが、なんでも修理できるものは修理して、少しでも長く大切に使っていきたいと私は思っています。

もし補修した痕だらけの長靴を履いている人がいたとしたら、かっこいいな~、と思ってしまうかもしれません。

そうは言っても、この長靴はかなり大きくパックリいっている部分もあるので、補修可能かどうかわかりません。

ムリなら買い替えればいいだけなので、ダメもとでやってみることにしました。

今回は瞬間接着剤ではなくて、近所のホームセンターで買ってきたこちらの接着剤を使ってみました。

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アマゾンの評価は上々なようです。

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補修のやり方は簡単。

まず穴の周辺の汚れを落として、紙やすりでこすります。

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あとは接着剤を塗りたくるだけ。

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穴周辺を広範囲に塗って、さらに穴の大きいところは接着剤をたれない程度に盛って厚みを出しました。

表面が乾くのは速いですが、厚塗りした部分は中がしばらく柔らかいので、まる一日程度放置して指でさわって乾燥具合を見て履いてみました。

耐久性はわかりませんが、すべての穴をしっかりふさぐことはできました。

大きくパックリいっていたところはちょっと頼りない感じにも見えますが、いまのところ穴はあいていません。

使ってみた経過をそのうちこの記事に追記しようと思います。

追記:

数日後、川の中に入ったらあっさりと水が入ってきました(笑)

確認してみると、すでに接着剤がはがれているところや、薄くてひび割れているところなどがあって、そこから水が入ったと思われます。

これは私の補修方法にも問題があったと思うので、補修方法を改良し、一から補修をやりなおしました。

まず改良したのは、穴のふさぎ方です。

前回はパックリやぶれている穴の上に直接接着剤を塗ってみました。

黒ゴム接着剤はゴムのような伸縮性のある柔らかい仕上がりになるので、パックリやぶれている穴自体はくっつかず、穴の上がゴムでおおわれたような感じに仕上がります。

この仕上がりの強度に不安が残ったので、今回は最初にやぶれている穴を瞬間接着剤でくっつけて、その上から黒ゴム接着剤を塗ることにしました。

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これでしっかり穴をふさぐことができたと思います。

そして、もう一つ改良すべき点はヤスリがけです。

前回は目の細かい紙ヤスリしかなかったので、接着前のヤスリがけはそれで適当にこすっただけでした。

ヤスリがけの目的は接着面を荒らし、接着強度をあげることにあります。

これを目の細かいヤスリでやったことで表面がツルツルになってしまい、はがれやすくなってしまったと考えられます。

ヤスリがけをなめてました。

というわけで、今回はしっかりザラザラにするためにパンク修理キットに入っていた金ヤスリを使いました。

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かなりいい感じでザラザラになりました。

これでしっかり接着できるはずです。

補修後、数日経ってさわってみたり履いてみたりした感じでは、前回よりも頑丈に仕上がった感触があります。

いまのところ水も入ってきません。

ここまでやってまたすぐに水が入ってくるようなら、今度はいさぎよく新しいのを買おうかと思います。

追記2:

補修してから3ヶ月が経過しました。

山、川、沼といろんなところで酷使していますが、長靴の中に水が入ってくることはまだありません。

補修は成功したといえるのではないでしょうか。

新しい長靴を買う前に補修する価値ありですね。

コメント

  1. Aqui より:

    こんにちは!突然のカキコミ失礼します
    差し出がましい・・・カモ。と心配しつつ
    記事を拝読して思ったことを少し・・・

    「自転車パンクのチューブの修理」の方法
    つかえそうでは?と思ったのです。
    「断面と表面に接着剤」から、
    「断面と断面を覆うように接着剤をつけたゴムシートでパッチワーク」

    ただこの方法、強度は増すとは思うのですが
    心配点は「接着面が曲面だと難しい」「接着部分が固く厚みがでる」

    いつか、セルフビルドはムリでも
    近いことをしたいなぁと、拝見しております
    更新、楽しみにしております! ヽ(*´ー`)ノ

    • ほまれ より:

      Aquiさん

      コメントありがとうございます。
      自転車のパンク修理のやり方も考えてはいたのですが、とりあえず今回はこのやり方でやってみました。
      また穴があいたら試してみようと思います。