今朝は、オレンジ色に明るくなりだした東の空を眺めて、スッキリした気持ちで日の出前から仕事に出かけました。
今日は昨日までと比べ、さらにまた一段と暖かく、昼前の日差しにはもう完全に冬の気配を感じませんでした。
毎日見ている里山の風景が強い日差しに照らされて、まるでいきいきとエネルギーに満ちているかのように、くっきりと鮮やかな発色をしていました。
さて、今日は二十四節気の【清明】です。
【清明】は、「万物がすがすがしく明るく美しいころ」とウィキペディアにあります。
ここ大阪北摂はまさに、暦どおりの日になりました。
このブログを開設してから、【啓蟄】、【春分】、そして今日【清明】と3つの二十四節気を迎えましたが、その都度、暦どおりに季節が進行していることに感心させられます。
二十四節気は一年を24の季節に分けた暦。
季節は春夏秋冬だけでなく、24の季節が実際にあるということが実感できています。
昨日と今日ではたった一日しか経過していないにもかかわらず、昨日とは違う季節に入った、という感じがするのです。
今日の仕事先では、「昨日までとは日差しが違うな~」と言う人もいたし、しみじみと「春やな~」とつぶやく人もいたりして、私の気のせいではなく、昨日までとは気候が変化したのは明らかです。
さらに言うと、私が感じるのは気候の変化だけではなく、二十四節気を迎えるたびに、気分が一新されるというか、次元が上がるというか、自分が見ている世界が変わっているような気もしています。
これは、もしかしたら気のせいかもしれません(笑)
今の季節は山に入ると、緑が日に日に増えていっているのが目に見えてわかります。
これも、万物が清らかでいきいきとした様子をあらわす【清明】そのもの。
意識しなければ、それは、いつも同じように見える、見慣れた、あたりまえの風景になってしまい、「いつの間にか」変わった風景に、あるとき気が付くこともあります。
しかし、実際は毎瞬毎瞬、常に変化している。
自然は、日々それに気づかせてくれます。
大阪北摂は今が桜満開、絶好の花見のタイミングは今週末だと思いますが、残念ながら明日の土曜日の天気は「春の嵐」という予報で、花見どころじゃなさそうです。
桜の花びらを撒き散らしてしまうんでしょうか。
無条件に至福を感じさせてくれるこの美しさを、もう少し楽しませてほしいですね。
コメント
こちら西表は春なのにここ一週間以上曇りが雨ですよ~!
桜は二月終わり、デイゴの赤い花が曇り空に彩りを加えております。
桜い~なぁ~!
やっぱり桜は日本人のDNAに刻み込まれた、春を知らせるサインだね。