もうかれこれ5年以上は着ているユニ〇ロの薄手のフリース。
さすがに毛玉が目立ってきました。
外で着るにはちょっと気になってきたので、部屋着にするかリサイクルショップに引き取ってもらうか、など考えていました。
ただ毛玉があるというだけで、どこかにシミがあったり、やぶれたりほつれたりしているわけでもないので、服としてはまだまだ着れます。
逆に言えば、毛玉さえキレイに取れれば、部屋着にする必要もリサイクルショップに出す必要もありません。
毛玉取り機を買うことも考えましたが、毛玉を取ってしまえば必要なくなってしまいます。
毛玉を取るという非常に限られた用途にしか使えないうえに、使用頻度は少なく、次またいつ使うかもわからないのでなかなか買う気になれません。
そんなわけで、毛玉取り機を使わずに毛玉を取るよい方法がないものか、ちょっと検索してみました。
なんと意外にも、家にある身近なものを使って取る方法がいくつかありました。
そのなかでも、効果絶大でとてもキレイに取れると評判の高い方法をためしてみることにしました。
使う道具は、T字カミソリです。
私が使ったのは一袋に何個も入っている、どこにでもあるような使い捨てのT字カミソリ(2枚刃)です。
はたして本当にキレイに取れるのでしょうか。
半信半疑でやってみたところ、評判どおりとてもキレイに取れていきます。
毛玉の取り方は、デコボコがないように衣類をピンとはって、毛を剃るように服の表面を剃っていきます。
刃の角度が悪いと上手く取れませんが、どの角度が良いのかコツをつかめばキレイに取れていきます。
どうですか見てください!
あんなに毛玉だらけだった袖がこんなにキレイになりました。
まだ毛玉を取っていない裏側と見比べると一目瞭然です。
これでまたしばらく人前でも着られそうです。
カミソリを使う以外にも、食器洗い用のスポンジの目の粗い方(たわしみたいになっている側)でこすって毛玉を取る方法もよく知られているようです。
私はためしていませんが、どうやらこの方法は生地にはやさしくないみたいです。
というのも、毛玉は衣類の生地の表面の毛が絡むことによってできるので、その毛玉を引っぱってむしり取るとそこからまた毛羽立ってきてしまうそうです。
その点では、カミソリで剃るという方法は毛玉をカットしているので、すっきりキレイに取れるわけです。
以前私はニット帽の毛玉をハサミを使って取ったことがあります。
生地の表面すれすれのところをハサミでチョキチョキ切っていくというやり方で、これはこれでキレイになります。
ただ、ちょっと間違うと生地もいっしょに切ってしまう危険があり、実際私はニット帽を切ってしまいました。
この方法は危険度が高いのでおすすめしません(笑)
カミソリも生地を切ってしまう危険性がないとは言えませんが、私がやってみた感触では、表面をピンと張って平らにしておけば意外とスムーズにできて、生地を切ってしまいそうな危険は感じませんでした。
そんなこんなで、毛玉取りにはT字カミソリがおすすめです。
毛玉が目立ってきた衣類を処分する前に、ぜひ一度ためしてみてください。