朝晩はすっかり肌寒くなり、最近はストーブをつける日も増えてきました。
ストーブを使うにあたって、今年は1歳の娘の安全のために自作したDIYストーブガードを設置しました。
昨年の冬はまだはいはいもしていなかったのでふつうにストーブを使えていましたが、今でははいはいどころか元気よくドタドタと歩き回るのでストーブを囲わないととても危険で使えません。
我が家には石油ストーブと薪ストーブの2台のストーブがあります。
両方のストーブにそれぞれ囲いをつけると、ただでさえ狭い部屋がもっと狭くなるので、ストーブエリアを一カ所にして2台まとめてガードで囲むことにしました。
ストーブガードは市販のものもあります。
ご参考までに、、
見てのとおり、市販のものはサイズがだいたい決まっていて我が家のように広い範囲には使えそうもないし、薪ストーブ用の大型のものはそれなりに値もはります。
広さや高さも自由に決められて、あまりお金をかけずにそれなりに丈夫なものを設置するには、やはり手作りがいちばんです。
ストーブガードの作り方
さて、最初はすべての材料をSPF材の1×4を使って作ろうと考えていたのですが、手作りのストーブガードをネット検索してみると、100円ショップのワイヤーネットを使って作っている人が結構いて、とても参考になりました。
100円ショップのワイヤーネット。
発想次第でいろんな使い方ができますが、実は我が家でも2階の窓や家の出入口など、手軽に設置できるベビーゲートとしてすでにとても重宝しています。
みんな考えることは同じなんですね。
ワイヤーネットだけでストーブガードを作っている人も結構いるようです。
それだと安上がりで簡単で手軽でよいのですが、子供が寄りかかったりぐらぐら揺らしたりした時のことを考えると強度的にちょっと不安です。
そんなわけで、私は当初予定していた1×4材にワイヤーネットを組み合わせて作ることにしました。
作り方はとても簡単です。
1×4で適当な枠を作って、中にワイヤーネットを張るだけです。
コーナーの接合は補強を入れてガッチリ固定。
ワイヤーネットは四つ角と真ん中をこんな感じでネジでとめればしっかり固定できます。
子供の手が中に入らないように柵のすき間を小さくするには、すべて木材で作るとちょっと無理があるし、すき間を狭くするほどストーブの熱をさえぎってしまいそうです。
ワイヤーネットだとストーブの熱もさえぎることなく、それが簡単にできてしまうのがよいところです。
柵の高さは70cmしました。
3歳までのわきの下の高さがだいたい60cmくらいなんだそうで、それを考慮に入れて柵の上から手を中に入れることができないように70cmにしました。
薪ストーブの煙突がある側は柵とストーブの距離が近く、ちょっと手を伸ばせば煙突に手が触れるおそれがありそうなので、念には念をいれて絶対安全だと思われる高さで90cmにしました。
柵の中に入れるように一つのコーナーは丁番で接続し、下にはキャスターをつけて柵の一面は開閉式にしました。
これほど大型で頑丈なストーブガード。
一見したところお金がかかってそうに見えるかもしれませんが、かなり格安で作ることができました。
ストーブガードの材料と費用
使用した材料と値段です。
●1×4材6F 単価228円 8本
●ワイヤーネット 単価108円 10枚
●カラー丁番 178円
●キャスター 108円
●スリムビス35mm 198円(1×4接合に使用)
●ユニクロ木ネジ 198円(ワイヤーネット固定に使用)
合計 3,358円
いかがでしょうか。
小型のものならもっと安くてすみます。
1×4材で枠を作ることで、子供が体当たりしてもよじ登っても、びくともしないほどの頑丈な仕上がりになりました。
我が家のように薪ストーブを使っていて小さな子供がいるお家では、手作りの大型ストーブガードが頑丈で安くておすすめです。
何歳ごろまでストーブガードが必要なのかわかりませんが、この先数年は毎年ストーブの季節に活躍してくれそうです
この檻の中で動物でも飼えそうです(笑)