スーパーカブの前輪がペチャンコになっていたので空気を入れ直してみましたが、翌日にはまたペチャンコ。
パンク修理をDIYでやってみることにしました。
自転車のパンク修理は経験がありますが、バイクははじめて。
カブはチューブタイヤなので要領は同じはずです。
しかも前輪だったので、作業が面倒くさくなさそうだということでやってみる気になりました(笑)
パンク修理のやり方にはタイヤを着けたままチューブだけ抜き取ってやる方法もありますが、タイヤをはずした方が作業がしやすいので、今回は前輪で脱着が簡単そうだということもありはずしてやることにしました。
さて、まずはスタンドを立てて、その下にその辺から持ってきた石を台にして、こんな感じで前輪を浮かせます。
安定が悪く倒しそうになりながらも、何度かやり直してなんとか安定してくれました。
さっそく車輪をはずします。
ホイールからタイヤとチューブをはずします。
今回は以前買って使っていなかった、100円ショップの自転車パンク修理キットを使います。
ホイールからタイヤをはずすのにタイヤレバーが必要ですが、持ってないので代わりにマイナスドライバーを使おうかと考えていました。
しかしこの100均パンク修理キットのなかに、なんとタイヤレバーも入っているではないか!
なんという内容充実ぶり。
ほかにパッチ5枚、ゴムのり、その他いろいろ入っています。
これで100円。
これで利益が出せる経済の仕組みがよくわかりません。
続きです。
取り出したチューブに空気を入れてバケツに入った水の中に沈め、空気がもれている穴を探します。
一ヶ所まあまあ大きめの穴があいていました。
穴はタイヤ側ではなくホイール側にあいていたので、何かが刺さって穴があいたわけではなさそうです。
タイヤの内側を見ても突起物らしきものは見当たりません。
このカブは中古で買いましたが、ホイールはピカピカですね。
ホイール内側がサビていると、そのサビでチューブが傷ついてパンクしてしまうこともあるみたいですが、それはなさそうです。
ただ、ちょうど穴があいていた場所あたりのゴムがやぶれかけていました。
これでチューブに穴があくとはちょっと考えにくいですが、穴があいていたのとちょうど同じ場所だしほかに原因が見当たらないので、再発防止のため一応ビニールテープで補修しておきました。
自転車のパンク修理の要領で、チューブの穴のまわりをサンドペーパーでヤスリがけ。
ゴムのりを適当に塗って、少し乾かしてからパッチを貼りました。
パッチを圧着させるのに金づちで叩いたりしますが、手元になかったので、その辺に落ちている木の棒で叩いておきました。
最後にまたチューブを一周水に入れて、空気もれがないことを確認。
チューブをまたタイヤに戻します。
タイヤを車体に装着して、空気を入れます。
自転車の空気入れで、バイクも車も空気を入れられるって知ってました?
これでパンク修理は完了です。
はじめてでしたが結構簡単にできました。
ところで、このカブは中古で買ったときから前輪のブレーキの調子が悪く、ブレーキをかけるとかかりっぱなしで戻らなくなることが時々ありました。
今回前輪をはずしたついでにいろいろ見てみたところ、ブレーキ不調の原因が判明!
なんとサスペンションを固定するボルトが片方なくなっていて、それが原因で車輪が少し傾いてしまい、ブレーキドラムの中でライニングが戻りにくくなっていたようです。
急きょホームセンターでボルトを買ってきてしっかり固定してみたところ、ブレーキはスムーズに動くようになりました。
なんともう片方のサスのボルトもゆるんでいてはずれかかっていたので、この機会にしっかり締めておきました。
今回パンクしてなければ自分でタイヤをはずしてみることもなかっただろうし、ボルトがはずれていることに気づくこともなく、ブレーキも不調のままだましだまし乗り続けていたと思います。
ゆるんでいたもう片方のボルトも、気づかないうちにそのうちはずれてしまっていたかもしれません。
パンクしてよかった(笑)
パンクもブレーキも修理できてスッキリです。
また快調に走ってくれるでしょう。
コメント
原付は振動が大きいのでボルトが緩みやすいんですよね。
定期的に点検してまし締めしてます。
とんかつさん
なるほど。定期的な点検が大切なんですね。心がけてみます。
ども、おせっかいやきののりのすけです。
リム側のやぷれ原因第一位はタイヤにチューブを入れて(タイヤの片方のはリムにハマってる状態で)タイヤレバーでタイヤを両側ともリムにはめるときにレバーの先でこじってしまう事だと思います。はめた時はエアー漏れはないのですが、時間が経過すると・・・、業務用の固めのタイヤだと最後の方(ピレリーのシティデーモンというタイヤが最高に硬い)汗だくになりながらググッと渾身の一撃を加えないとはまらないのでその時やってしまうパターンが多いです(´×ω×`)
避けるにはちゃんとしたバイク用タイヤレバーを使う事、バイクは薄い大きな耳かき(しゃもじかな)様のものです。
車のタイヤのは肉厚の物が多いので、こっちだとチューブに干渉しやすいです。
ちなみに硬いタイヤに百均タイヤレバーでチャレンジした事がありますが、絶対にはまりません。
軟らかいやつだとけっこういけますけど
チューブのパッチ修理した後にまた空気が抜ける事も結構ありますが、ほとんどが接着不良で起きます。パッチが外れる原因一位道路からの熱(摩擦と路面温度)空気圧を定期的にチェック(できればやや高めで)低いと摩擦係数が大きくなりものすごい熱を持ちます。
タイヤがパンクした状態で2キロほど走った事がありますが、バイク屋さんに着いてしばらくしても手で触れない程の熱でしたよ(´°д°`)
空気圧にはお気をつけてくださいね
1回でもパッチが外れると次は新品チューブにしとく方が安心ですよ
のりのすけです。
あともう一つ、前輪を持ち上げるときは何か重たいものを後の荷台に固定して(コンクリートブロックとか)タイヤ交換する事が多いですよ、プロの人はそれ用のスタンドに載せますが、写真にあった状態で、バランスを崩し転倒させたらかなり危険(身体も車体も)ですよ(笑)
失礼いたしました(・∀・)
のりのすけさん
いつも詳しい解説ありがとうございます。今後に役立てます。
ほまれさん
以前ディーゼル車に興味があるとおっしゃってたので、一応
今度今まで乗ってたディーゼルのミニバンを新しい中古のデーゼルに変えることなりました
噴射ポンプ、
タイミングベルト、
ウォーターポンプ、
オルタネーター
セルモーター
全部交換済なので車体がボロいのを我慢できて、車中泊が出来て維持費が安いほうがいい方にはおすすめ
来年の2月までの車検と自賠責保険がついてコミコミ65000円でいいですよ(笑)
来週中には金属屋さん持って行く予定です
興味があれば是非どうぞメールをください
興味がありました、メアドの方へご連絡下さい
のりのすけさん
ディーゼル車乗りたいですが、今は大金かけて修理したストリートが健在なので、せっかくの話ですけど見送ります。
タイミングベルト切れたときだったら飛びついていたかもしれません。残念!