ツーバイフォー(2×4)で12畳(6坪)ロフト付きの小屋をセルフビルド【ロフト階段】

記事内に広告を含む場合があります。

image

ロフトに上がる階段を作りました。

スポンサードリンク

当初はロフトの階段も、ツーバイ材で手っ取り早く作ってしまおうかと考えていましたが、とある海外の小屋を紹介しているサイトを見ていたとき、一本の角材を柱にした階段が目にとまり、シンプルでカッコよかったのでそれを参考にさせてもらうことにしました。

柱となる木には、角材ではなく製材していない一本の木を使いました。

敷地内の山の中には倒れた木がたくさんあります。

その中から丁度よい太さで状態の良さそうな木を選んで、必要な長さだけ切り、運び出してきました。

image

写真で見ると軽々運べそうに見えるかも知れませんが、実際はかなりの重量で、一人で運ぶのはロープをくくりつけて引っ張って引きずってくるのがやっとでした。

皮は全部はがれていますが、木の表面は土がついて汚れているので、全面的に削りました。

image

皮むきを持っていないので、こういうときはいつもナタで削っています。

一通り削ったあと、グラインダーでさらに削りました。

そこまでしたら家のなかに運び入れて、床とロフトに固定。

image

ステップをはめ込む部分に、ノコギリとノミを使ってかきこみを入れていきます。

image

あまりゆるすぎてもステップを支えられないし、逆にキツすぎても入りません。

ちょっとキツいけど叩いたら入るくらいがベストですが、なかなか思うようにはいかないものです。

なんとか許容範囲内ですべてかきこみを入れることができました。

あとはステップをはめ込んでコーススレッドで固定して完成です。
image

ステップには2×6材を仕様しています。

家のなかに一本の木が生えているような、そんなイメージで作りました。

広葉樹ならではの、自然な曲線が気に入っています。

山の中で木を選ぶ時に、実はこの曲線もこの木に決めた理由の一つです。

針葉樹のようにまっすぐではなく、かといって曲がりすぎてもいないゆるやかな曲線。

ここは森の中でまわりにはたくさん木があるのに、すべてホームセンターで買ってきた木材で小屋を作っているのがどこか不自然な感じがずっとしていて(ここの木はほとんどが広葉樹なので仕方ないのですが)、この土地にある木をどこか家の一部にでも使いたいと思っていました。

それがこういう形で、家のどこからでも見える場所に、ホームセンターで買ってきた木材では決して真似できない自然の風合いを活かす使い方ができて、本当に嬉しいです。

前回の記事

ツーバイフォー(2×4)で12畳(6坪)ロフト付きの小屋をセルフビルド【内装2-しっくい・畳】

次回はこちら

蛇口から水が出た!水道の配管とキッチン&流し台をDIYで設置

電子書籍になりました

シェアする

フォローする

コメント

  1. キタ より:

    ブログの更新などインターネットへの接続はどうされているのですか。

  2. キタ より:

    幾つかの過去記事を興味深く読ませていただきました。それで二つほどお伺いしたいなあと思いました。

    瞑想その他の精神修養は、 存在の形をよりよきものにするという、有の立場が大勢を占めていていますが、何らかの形で存在する事には意味はなく、形を解体して無に近づけていくという無の立場も少数ながらあります。 原始仏教は後者の立場に立っていると私は考えています。
    Homareさんはどのように考えておられますか。

    瞑想の深度がかなり進んでいると書いておられましたが、クンダリニーやチャクラの開発といった事を目指していなくとも開発されることがあるようですが、そういった事は起きていますか。また、瞑想を深めていく上で、それらの開発は必要不可欠のものと考えておられますか。

    • Homare より:

      キタさん

      瞑想の目的も体験も人それぞれちがうと思いますが、私の場合は、瞑想は思考をしずめ、思考に振り回され巻き込まれている意識を解放し、空っぽの意識を体験しやすくするための一つの手段です。

      私は仏教のことはよくわかりませんが、真理に近づく方向性としては、「自分という幻想の解体」が必要だと思っています。

      そういう意味では、私も後者の立場ですね。

      クンダリーニやチャクラに関しては私はよくわかりません。

      瞑想の深さとは、少しも思考に巻き込まれることなく、曇りのないまっさらな空っぽの意識でただ「今に気づいている」状態をどれだけ保てち続けることができるか、というのが私の考えです。

      そんなわけで、クンダリーニやチャクラが開発されているという自覚はありませんし、開発の必要性も感じていません。

  3. キタ より:

    これからは宗教といった大きな枠組みが崩れて、各個人が独自に精神を探求していくようになるでしょうから、Homareさんは先端を行っています。 がんばってください。そして何か目立った成果があったならブログで伝えてください。

  4. かず より:

    この階段素敵ですね。

    小屋の完成楽しみです。

    山林って固定資産税とか高いですか?

    • Homare より:

      かずさん

      ありがとうございます。
      山林の固定資産税はその土地の評価額にもよると思いますが、かなり安いです。
      私のところは全部で8000坪くらいありますが、1万円もしないです。