先日、ブログを読んでくれている方から「物々交換しませんか?」というお話をいただきました。
物々交換のお話をくれたのは、兵庫の山奥で田舎暮らしをされている、うり坊さん。
うり坊さんのところでは今年コンニャクイモがたくさん収穫できたそうです。
そのコンニャクイモからつくった手づくりコンニャクと、我が家でつくっているマコモの葉をお茶にした「マコモ茶」を交換しませんか、というご提案でした。
参照記事:聖なる植物マコモの栽培とマコモ茶の生産
とてもおもしろい話だと思い、即快諾。
今年の11月ごろに収穫して乾燥させ、細かく刻んで保管しておいたマコモの葉を薪ストーブで炒り、パック詰め。
さっそく送らせていただいたところ、美味しかったとお礼の言葉をいただきました。
お口に合ったご様子でよかったです。
後日、うり坊さんからダンボール箱に入った荷物が届きました。
開けてみると、たくさんの手づくりコンニャクと、なんとこれまた手づくりのキウイジャムのおまけまで入っていました!
コンニャクは、シンプルに塩をつけてそのまま食べたり、わさび醤油の刺身にしたり、柚子みそをつけて田楽にしたり、七味炒めにしたりといろいろな方法でいただきました。
手作りならではの味わい深さがあって、満足度が高く、どんな食べ方でもとてもおいしかったです。
そして、キウイジャム。
ヨーグルトに入れたり、パンに塗ったりしていただきましたが、甘さと酸味とコクが絶妙で、絶品!
こちらも本当においしかったです。
ちなみに、キウイジャムの作り方はうり坊さんのブログにアップされています。
http://blog.livedoor.jp/kaitakumin/archives/68657580.html
うり坊さん、ありがとうございました。
実際にお会いしたことがない人と交流し、こうしたやり取りができるのは、ブログを書いていることのひとつのおもしろさでもあります。
ところで、物々交換といえば日本では「わらしべ長者」という有名なおとぎ話があります。
貧乏人が一本のわらから物々交換を繰り返し、最終的に屋敷を手に入れ大金持ちになったという話です。
こんな夢のような話はおとぎ話の世界だけかと思いきや、実際にこの現実世界でも、同じように物々交換を繰り返し最終的に一軒の家を手に入れてしまった事例がいくつかあるようです。
参照サイト:
ネットの力で「わらしべ長者」になった男 – ITmedia ニュース
チョコから物々交換、4年で古民家に 京都の誌面企画:朝日新聞デジタル
インターネットを介せば品物を多くの人に見てもらうことができる現代では、わらしべ長者も夢物語ではないのかもしれません。
物々交換には、お金で買うという行為では味わえないおもしろさがありますね。
近ごろは、物々交換サイトやアプリを使えば、誰でも手軽にインターネットで物々交換が楽しめます。
物々交換サイトWaWaWa[わわわ]
物々交換アプリ: Clip
物々交換アプリ「スピラル」
あなたもわらしべ長者を夢見てみてはいかがですか?
コメント
以前、これからは農産物の販売に力を入れていくというようなことを書いておられましたが、実際に農作物を大量に栽培するのは難しそうな土地のように見受けられます。それとも傾斜が結構ゆるやかなのでしょうか。
農産物の販売に力を入れていく、とようなことは書いた覚えがないんですが・・・
今のところその予定もありませんが、将来的に野菜に限らず何か他の生産物で余剰が出るほどできたら販売も考えるかもしれません。
おっしゃる通り大量に栽培するのはここでは難しいです。