田舎暮らしで車は必需品?車なし生活をして考えたこと

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修理に出していた車がようやく戻ってきました。

車走行中にエンジンストップ!タイミングベルトが切れた!|地球生活NEO

約3週間ほど車がない生活を余儀なくされ、田舎暮らしと車について考える良い機会になりました。

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車が使えないと困ったことになるかと思いきや、なければないでなんとかなりました。

我が家には移動手段として、車のほかに自転車と原付バイクがあります。
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自転車はここに引っ越して来る前に、ゴミ処理場から無料でもらってきたリサイクル自転車です。

粗大ごみで回収された自転車をリサイクルして無料でもらってきた!|地球生活NEO

スーパーカブは、足が車一台だと何かと不便だということで、タイミング良く車が故障する一ヶ月くらい前に手に入れていてもので、車がないあいだこれらの移動手段がかなり活躍してくれました。

あまり荷物が積めないとか、一人しか乗れないとか、雨の日が大変といった難点はありますが、バイクがあれば移動距離に制限なく坂道だろうとどこでも行けます。

しかし、私は今回この記事で、田舎暮らしでは車一台だともしもの時に困るから、原付バイクもあった方がいい、という話がしたいわけではありません。

もし万が一、車やバイクなど燃料を入れて走る移動手段がなくなってしまったとしたら、そこでの生活が成り立つのか。

ここを考えてみたいのです。

街に住んでいれば電車やバスも充実していますし、コンビニやスーパーなども歩いてもそう遠くないところにあるので、車がなくなってしまっても生きていくことはできます。

しかし、田舎はそうはいきません。

昔のように食料はもちろんのこと、生活に必要で作れるものは何でも自給するならば、たとえ人里離れた山奥の村で、人力以外の移動手段がなくても生活は成り立ちます。

でも、もし田舎で暮らしながら、食料や日用品など生活物資をすべて車やバイクで買い出しに行っているとすると、もし万が一それらが使えなくなってしまったとき、かなり困った事態に陥るはずです。

街の生活では、電気、ガス、水道のどれか一つでも止まってしまえば、生活していくのは困難です。

それと同じで、田舎暮らしでは車がライフラインの一つになってしまっている場合があるということです。

田舎では一家に一台ではなく、一人一台車がある家も珍しくありません。

だから車がまったく使えなくなるという状況はなかなか想像しにくいかもしれません。

しかし、もし万が一、燃料が手に入らなくなってしまうという事態が起きた場合、車やバイクが何台あってもどうすることもできません。

これは極端な話かもしれませんが、あり得ないことでもないのです。

実際、東北の震災のとき、一部の地域ではガソリンが十分に行き渡らなくなり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたことがありました。

私はこんなことを書いて、決して不安をあおりたいわけではありません。

田舎暮らしや自給自足の生活をはじめて、沢の水を引いたり、ソーラー発電をしたり、ロケットストーブを使ったりして、独立型のライフラインを構築していったとしても、車やバイクがなければそこでの生活が成り立たなくなってしまうのだとしたら、なんというか、まだどこか不安定な感じが私はしてしまうのです。

私が住んでいるところは田んぼ道からちょっと入った山の中。

まわりは山と田んぼがあるだけで、人家は近くにありません。

こんな田舎の風景ですが、4キロほど行ったところに温泉街があります。

その近くにはスーパーや100円ショップ、衣料品店などがあるちょっとしたショッピングセンターがあり、ほかにもコンビニやホームセンターもあります。

歩いて行ったことはないですが4、5キロなら歩けない距離ではないでしょう。

私が住んでいるところからここまで行く道は、一見平坦に見える緩い下り坂。

帰りはほとんどずっと立ちこぎですが、自転車で行けばそんなに遠くもありません。

この度の車の故障を期に車なし生活をしてみて、私が住んでいるところは徒歩や自転車といった人力の移動手段でも、生活物資が手に入る環境だということをあらためて認識できました。

田舎暮らしや自給自足生活をするために家や土地を探している人は少なくないと思いますが、その場所が人力の移動手段だけでも生活が成り立つかどうか、という視点を持つことは、何が起こるかわからないこの時代、決して無駄ではないような気がします。

とは言え、必要なものはネットで注文すれば数日のうちに手元に届くのもこの時代。

そんなに深刻に考える必要もないのかもしれません。

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コメント

  1. のりのすけ より:

    またまたおせっかいやきののりのすけです。

    東日本大震災の時にガソリンスタンドに長蛇の列ができました。
    ガソリンと灯油を求めた長蛇の列です。

    ガソリンを運んできたタンクローリー車は軽油で動いているディーゼルエンジンの車です。
    軽油や重油は原油からガソリンやジェット燃料を作る際に副産物としてできてしまうものだそうです。

    バイオディーゼル燃料や廃食用油で動くのもディーゼルです。人によっては菜の花や大豆をディーゼルエンジンを動かす燃料の原料として栽培する方もいます。

    ガソリンの代替燃料にはバイオエタノールがありますが、バイオディーゼル燃料に比べると製作する事自体にエネルギーを消費してしまいます。

    自給自足的な生活に一番近いモーターエンジンは今のところ日本ではディーゼルエンジンではないかと思います。

    ディーゼルの4ナンバーあたりを手に入れてみたらいかがでしょう?

    おせっかいなのりのすけでした。

    • Homare より:

      のりのすけさん

      とてもためになる情報ありがとうございます。
      私は車に関しては本当に無知でして、いろいろ教えていただけるのはとても助かります。

      Youtubeで修理のやり方を調べるというのは思いつかなかったです。
      ただ、車が不調になったとき、修理箇所を特定することが今の私にはできません。
      せっかくお金をかけたから今の車は長く乗りたいので、これから少しずつ車のことを知って、自分で修理できるようになりたいです。

      ディーゼル車は私も以前から興味はあって、今の車を買い替えることになったときには検討してみようかと思います。

  2. のりのすけ より:

    どーも、のりのすけです。

    車の不調を知るためには日常的なこまめなメンテナンスをおすすめします。
    自動車学校で習ったような、オイルの汚れや冷却液量の点検、バッテリー、タイヤの空気圧そして洗車(僕はそんなにしませんが)簡単で基本的な事です。週一回、月一回または走行距離でメンテナンスメニューを決めて実行していきます。はじめはまったくわからなくても続けると不調に気がつくようになり、なんとなくあのあたりがおかしいのでは?という感覚がつかめてくるはずです。

    とりあえずオイル交換を最低5000キロに一回することから初めてみてください。自分で車の血液といわれるオイル交換をするだけでかなり愛着が湧いてきますよ。あれだけの立派な小屋を作れるのであれば車のメンテナンスなんてちょろいもんです。

    アメリカのカーメンテナンス動画を観て面白いと思うのは、そんな簡単な感じでも車ってメンテナンスできるのだなと教えられることです。日本の車の整備関係サイトは素人では難しい事がたくさん書いてあって余計頭が混乱します。車はしょせん道具です、されど道具で使い方次第で強い見方になってくれます。

    僕も2年前に嫁の大反対を押し切り14万キロ走ったディーゼルを購入しました。古い車なのでもちろん故障も多く大見得をきった手前自分でメンテナンスを覚えざるえない状況に追い込まれました。結果自分で車検もするようになりましたし、ある程度のメンテナンスを覚えました。今ではかなり楽しく車と付き合ってます。38万キロ(月までの距離)を目指して今は21万キロを突破しました。

    故障したときはプロの方にきいてみてください、色々と興味をもって質問をすると面白がって教えてくれる方が多いですよ、車いじりが好きでそれを仕事にしている人が多いですから、ディーラーさんは大方冷たい対応が多いですが・・・。修理見積もりは通常どこの整備工場でも無料です。交換の必要なパーツをオークションで落札して持ち込みで修理をお願いできる工場も多いですよ。

    なにかお役にたてるかもしれませんので、車関係の事で質問などありましたらメールください。

    • Homare より:

      のりのすけさん

      手取り足取り教えていただきありがとうございます。

      車のことで何かあったらメールさせていただきます。
      その時はよろしくお願いします。