手づくりツーバイフォー小屋の外壁(杉の野地板を鎧張り)が完成

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12畳ロフト付きの小屋。

建築開始から早いもので2年が経過し、ようやく最終工程であった外壁がほぼ完成しました。

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内装の完成を先行させて小屋に住みはじめたのが1年半ほど前のこと。

その後、ロフトに上がる階段や流し台など、生活に必要な設備を住みながら整えていきました。

参照記事:すでに真冬。7ヶ月間のテント生活に終止符

参照記事:ツーバイフォー(2×4)で12畳(6坪)ロフト付きの小屋をセルフビルド【ロフト階段】

参照記事:蛇口から水が出た!水道の配管とキッチン&流し台をDIYで設置

外壁には合板の上に透湿防水シートを全面にはってあったので風雨にさらされても問題はなく、この状態のままでも生活するうえで支障がないので、生活全般の他の作業や用事を優先させて外壁はずっと後回しになっていました。

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さらに、まだ赤ん坊の子供がインパクトドライバーの打撃音を怖がって泣いてしまうため、やるチャンスがなかなかなかったというのも外壁の完成までに時間がかかった理由のひとつです。

そんなこんなで、外壁だけで1年以上の歳月がかかってしまいました。

さて、外壁は何がベストなのかよくわかりませんが、手作り小屋っぽい雰囲気と、ただひたすら板をはっていくだけで簡単そうだったので、無難なところで鎧張りにしました。

外壁に使う板は廃材が手に入ればいちばんよかったのですが、残念ながらそのチャンスはありませんでした。

また、製材した外側の切れっ端を大量にまとめて安く譲ってもらってそれを使うということも考え、製材所に問い合わせて、実際に現物を見に行ったりもしたのですが、当然ながら幅や厚みがバラバラで使い勝手が悪そうだったのでやめにしました。

結局、少々お金はかかりますが、ホームセンターで手に入る杉の野地板を使うことにしました。

何種類かある野地板の中でも、いちばん幅広の18cm幅のものにしました。

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一束5枚で1000円くらい。

この板にウッドデッキなどに塗る防虫防腐塗料を外側になる片面だけ塗りました。

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壁に板をはってから塗った方が効率がよさそうですが、壁にはったあと乾燥して板が縮んで、塗ってない部分があらわになってしまうそうなので、面倒でもはる前にきっちり塗っておいた方がよいみたいです。

あとで計算してみると、ざっと200枚近くの野地板を塗りました。

ちなみに、色はウォルナット。

なかなか味がある色で気に入っています。

塗料を塗ったら今度は壁にはりつけていくわけですが、二人で作業ができれば両端を持って水平にはりつけていくことは難しくありません。

しかし、私のようにひとりで作業をするには少々工夫がいります。

片手で板を支えながら、インパクトではりつけていくのは少々無理があり、必ず板がずり落ちてきます。

私はなにか良い方法はないかと考えて、ひらめいて作ったのがこんな道具です。

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缶詰のふたを使っています。

これを見ただけではなんだかよくわからないかもしれません。

こんな風に使います。

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この道具を使って野地板の片方の端をひっかければ、ずり落ちてくることもなくもう片方の端を適切な位置に固定することができます。

この道具を使ったおかげで、ひとりでも正確に板をはりつけていくことができました。

鎧張りはだだ板をはりつけていくだけではこんな風に角にすきまができてしまいます。

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角の納まりには野地板を縦にはって覆い隠す方法を取りました。

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場所によっては板の長さが短かいところもあるのですが、端を板で覆い隠してしまえば長さが不揃いでも問題ありません。

透湿防水シートのままではいつまでも建築中な感じで見た目もいまいちでしたが、こうして鎧張りの外壁が完成するとなかなか良い雰囲気の小屋になったのではないでしょうか。

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ツーバイフォーで作った12畳ロフト付きの小屋。

まだウッドデッキをつくったり、ブルーシートのタープではなくちゃんとした屋根をつくったりと、まだまだいろいろとつくっていく予定はあるのですが、小屋単体としてはこれにて完成とします。

セルフビルドの一連の記事はとても多くの方に読んでいただいている様子で嬉しいかぎりです。

これまでの記事は【セルフビルド・DIY】カテゴリーにまとまっていますので、もしよければご覧ください。

電子書籍になりました

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コメント

  1. より:

    Vipassana協会の組織上、ゴエンカ氏より下流はteacherという役職は存在しえないはずです。
    ほまれさんのブログの信憑性にかかわりますよ。

    このVipassanaという瞑想法は本家のミャンマーのパオ森林僧院では、特殊能力が開眼した選ばれた者(全体の1%くらい)が修行することを許されています。それは原始仏典やヨーガ根本経典に書かれてあるような超能力です。そういった能力の開発なしにあたかも悟りに至ることができるかのように誇大宣伝しているゴエンカ氏は嘘をついているといわれても仕方ありません。

    肥満体型で食のコントロールがとれておらず、残された音声や映像からして感情の振幅が感じられる、単なる俗人だったゴエンカ氏を崇拝して、彼に対する一切の批判を許さない協会はカルト教団と看做されても仕方ないのではないでしょうか。

    • ほまれ より:

      誠さん

      ヴィパッサナー協会の組織がどんな組織か私はよく知りませんが、日本にはATだけでなく何人かteacherもいるという話を運営スタッフであるトラスト委員会の方から聞きました。
      まあ、人から聞いた話なので事実かどうか私にはわかりません。

      ヴィパッサナー協会に問い合わせてみたらいかがでしょうか?

      ゴエンカさんやヴィパッサナー協会を批判するのは自由だと思いますよ。
      遠くの山まで聞こえるくらい声を大にして思う存分批判したらいいのではないでしょうか。

      ただ、私は協会の人間でもないし、ゴエンカさんを崇拝もしていないので、ここに批判を書き込みするのは場違いですよ。

      私の理解ではゴエンカさんはあくまでもヴィパッサナー瞑想法の伝道師なわけで、瞑想法そのものは個人個人が体験するしかなく、ヴィパッサナー瞑想が自分にとってどれだけ恩恵があるのかということを教えてくれるのは、ゴエンカさんでも協会の人でもなく、個人個人の瞑想の体験しかありません。

      何よりも重要なのはゴエンカさんがどんな人かとか協会がどんな組織かということよりも、瞑想の体験そのものだと思います。

  2. うり坊 より:

    おぉ!!!鎧張りの外壁が完成したんですね!
    綺麗ですね(*´ω`*)
    とりあえずおめでとう!そしてお疲れ様でした☆