農作業や草刈り、山仕事、日曜大工やカーメンテナンスなどDIYでするいろいろな作業では、衣類が汚れることがつきものです。
どんな作業であれ、作業着として私がおすすめしたいのが、ヤッケです。
今の暮らしでは、生活しているだけで服が汚れることは日常茶飯事なので、基本的に汚れてもよい服が普段着になっています。
暑い時期は通気性のよい作業服を着ていますが、秋から春ごろまでの寒い季節はヤッケが便利で日常的に着ています。
今の暮らしをはじめる以前から、私はもう何年もヤッケを愛用しています。
以前炭焼きの仕事をしていたときも、寒い季節は毎日ヤッケを着ていましたし、住み込みバイトを転々としていたときも、作業服としてヤッケを支給されることもよくありました。
さて、こうしていろんな作業でヤッケを着るのは、やはり何かと使い勝手がよいからだと思います。
ここでは、私が着ていて感じるヤッケのよさを書いてみます。
●サッと着て、サッと脱げる
ヤッケはペラペラの薄手の生地で、服の上から簡単に着たり脱いだりすることができます。
あまり汚したくない服を着ていても、その上からヤッケをサッと着ればすぐに作業着になるし、作業が終わればサッと脱いでまた元のキレイな服に戻れます。
家の中を汚したくなければ、ヤッケならわざわざ着替えなくてもサッと脱ぐだけでキレイな服ですぐに家の中に入れます。
●汚れにくく、汚れても落ちやすい
ヤッケはナイロンの生地なので汚れにくく、汚れても塗料などでなければ洗濯すればだいたいどんな汚れも簡単に落ちます。
土汚れなら洗濯しなくても乾けば手で払うだけで簡単に落ちるし、チェンソーを使ったときに飛散するオイルなども洗濯すれば簡単に落ちます。
●速乾性がある
薄手のナイロン生地なので、濡れてもすぐ乾きます。
●保温性がある
ヤッケはナイロンなので風を通さず、保温性があります。
ペラペラの薄手の生地ですが、ヤッケを一枚着ているだけで温かさが違います。
●軽量でコンパクト
ヤッケは薄手の生地なのでとても軽く、ゴワゴワしないしないので動きやすいです。
また、薄く小さくたためばとてもコンパクトになるので、バッグの中や車の中に上下セットで常備しておけば、いざという時に服を汚さずいつでも作業ができます。
●安い
安いものであればホームセンターで数百円で買えるので、破れても簡単に買い替えることができます。
ざっと、今思いつくだけでもこれだけのよさがあります。
よい点ばかりを書きましたが、弱点もあります。
●熱に弱い
ナイロンなので熱に弱いです。
私は以前炭焼きの仕事をしていた時、火に近づきすぎて溶かしたことがあります。
火の粉が飛んでくるだけでも小さな穴があくことがあります。
●ファッション性にかける
オシャレにこだわる人はあまり着たくないかもしれません。
●暑い季節は蒸れる
ナイロンなので暑い季節は蒸れます。
夏に着るのは控えましょう。
弱点を差し引いても、使い勝手の良さのほうが数段上回ると個人的には思います。
これだけ使い勝手のよい作業着がたったの数百円。
コストパフォーマンス高いです。
ヤッケって何?という人も、ヤッケは知っているけど着たことないという人も、機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか。
こんなのだったら少しはオシャレかな?