田舎暮らしの冬に最適なあったかグッズ。カイロでも湯たんぽでもない温石(おんじゃく)のすすめ

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寒さがこたえる季節になってきました。

暖を取る方法はいろいろありますが、我が家では温石(おんじゃく)がかなり重宝しています。

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温石というと何か特別なことをしているように聞こえるかもしれませんが、やっていることはただ温めた石を体にあてて暖をとっているだけです。

Wikipediaで「温石」を見てみると、

平安時代末頃から江戸時代にかけて、石を温めて真綿や布などでくるみ懐中に入れて胸や腹などの暖を取るために用いた道具。

とあり、昔は暖を取るために温めた石を使っていたことがわかります。

温石のよいところは、ヤカンや鍋など何か火にかけている横に一緒に置いておくだけで、比較的短時間で温まるという手軽さ。

何かのついでに温めることができるのが良いです。

石が温まったら厚手の生地の袋に入れてお腹の辺りに当てておけば、意外なほどに暖を取ることができます。

湯たんぽも持っていますがまったく使っていません。

湯たんぽを満タンにする量のお湯をロケットストーブで沸かすのは結構時間がかかりますし、それだけ薪も消費します。

薪ストーブがあれば、常にヤカンを乗せておけばいつでも沸いているお湯が使えるのでわざわざ沸かす必要もなくなりますが、それならヤカンの横に石を置いておけばお湯は何か他のことに使えるし、熱々の石を布団の中に入れて暖もとれます。

おまけに湯たんぽなら足下だけですが、石なら何個も使えば何ヵ所も温めることができます。

今現在、家がまだ完成していないので、この冬の寒さの中テント生活をしていますが、夜寝るときは石を何個も温めて寝袋の中の何ヵ所かに入れれば全身ポカポカで寝ることができます。

田舎暮らしでは、ロケットストーブや七輪、冬は薪ストーブなどを使う機会が多いと思います。

そうした熱源の片隅に石を置いておけば、寝るときだけに限らず、いつでもカイロや湯たんぽと同じように暖を取ることができるのでおすすめです。

何度でも繰り返し使えて、何かのついでに温めることができて、温まるのにそんなに時間もかからない。

こんなにもエコで省エネで機能的なあったかグッズ(ただの石ですけど)、使わない手はないと思いますよ。

コメント

  1. のりのすけ より:

    どーも、のりのすけです。

    温石あったかそうですね、我が家は築八十年の日本家屋なので、朝起きると室温がほぼ外気温と同じくらいになってます、ほぼテント生活ですね(笑)

    布団の中に湯たんぽを入れるとかなりぬくぬくで寝れてます。温めた石をお腹に抱えるという事ですが、低温ヤケドとか大丈夫ですか?

    あと昔知り合が川の石は熱くすると破裂する可能性があると言ってたのですが、そのへんも大丈夫ですか?

    写真を見る限り煉瓦の様な石みたいですね、耐火レンガかな?

    寒くなってきました、御自愛下さいね(*´∇`)ノ ではでは~

    • Homare より:

      のりのすけさん

      築80年の家での生活も面白そうですね。
      私も昨冬までは湯たんぽ使ってたんですけど、今はお湯が貴重で。
      今のところ低温ヤケドも爆発もしていません。
      していたらおすすめしません(笑)
      川の石はやめた方が良いということですね。
      石はなんの石だかわかりませんが、耐火レンガではないです。
      ホームセンターのガーデニングコーナーにあった石みたいです。

  2. のりのすけ より:

    またまた、のりのすけです。

    ハワイだったかな?インドネシアだったかな?焼いた石を使って鍋で調理する方法があったような、うろ覚えですがムムム(´⌒`)

    それに関連して伝統的に焼いた石を使ってお風呂を沸かす所もあったような気がします、フィンランドのサウナもこれに近いような考えかも(´>∀<`)

    以前、七輪での調理にこった時に焼いた石でお風呂を保温出来ないものだろうかと調べた事がありまして、その際に川の石は熱くすると破裂するかもというアドバイスを頂いた事がありました。

    残念ながらその実験は実行にはいたりませんでしたが、今度やってみようかなという気になってきました。

    耐火レンガ、耐熱レンガは12個とちょっとした鉄板そして七輪などの熱源があれば簡単なピザ釜が出来るので購入した事があります、長時間、七輪の真上に載っけててもびくともせず、よく蓄熱してそして放熱もします。温石の用途には適してるかもしれませんね。

    ちなみにこちら長崎ではホームセンターで耐熱レンガ一個150円ほどで購入できます。

    参考までに(*´∇`)ノ ではでは~

  3. のりのすけ より:

    のりのすけです(´・ω・`)

    ストーブで暖をとりながらお湯を得るのならこんな方法もありますよ、ちょっと準備が大変ですが、この動画の作者の方も主に廃材利用でやってます
    またまた参考までに
    (*´∇`)ノ ではでは~

    http://youtu.be/5IRLVCJ1olA

    • Homare より:

      のりのすけさん

      またいろいろな情報ありがとうございます。

      うちで使っている写真の石は嫁いわく御影石だそうです。

  4. のりのすけ より:

    またまた、のりのすけです。

    上記で紹介した動画の作成者さんの動画からですが、ほまれさんと同じことをしてましたのでご紹介しておきます。Soap Stone(石鹸石)というとても密度の高い?石をオーブンで暖めて90℃くらいにして布製の袋に入れてベッドや寝袋にいれて暖をとるそうです。90℃くらいが3時間後でまだ50℃くらいにしかならないとのことです。

    もともとスカンジナビア地方でも使われていた手法だとも紹介されてます。世界的に温石は使われてきたのですね。日本の薪ストーブの製造会社でもこの石鹸石でストーブを製造しているところもあります。贅沢なストーブですね、でも一度蓄熱したらかなり長い時間放熱し続けてくれそうですね。

    you tube で survival heat soapstone warmer engineer775 と検索してみて下さい。

    この動画の作者 engineer775さんはアメリカの山中で完全なオフグリッドな生活をされています。いままでほまれさんがブログで紹介されてきた内容で関連がありそうなテーマとしては、川から水流の力を利用して水を遠くまで汲み上げることのできるwater pump systemなんかいいのではないでしょうか、勝手な想像で言ってますが・・。

    奥様の情報ではあの石は御影石ですかなるほど、それならば熱しても大丈夫だと思います。ピザ釜の材料として御影石を使われる方がいますので(しかし要確認と自己責任でお願いします)。奥様も一緒に岡山にお住まいなのですか、勝手にお一人なのかと思ってました。

    また時々おせっかいなコメントをさせて下さい、ブログでの生活はとても楽しそうですからね。

    ではでは

    • Homare より:

      のりのすけさん

      動画はまた今度ゆっくり見てみます。いろいろ参考になりそうですね。ありがとうございます。

  5. おこげ より:

    こんにちわ~おこげです。
    寒そう・・・・見るからに寒そうです。
    雨が降ったり雪が降ってもそちらのテントで生活してるのですよね。雪はまだかな
    家の方は年内に何とかなりそうですかね。冬は寒いですが体温であったまった布団の
    幸せ感も捨てがたいと思います。寝袋でもほっこりした感じになれますか。
    田舎暮らしとはいえ(サバイバルに近い?)快適に過ごしたいですよね。
    家ができて暖かい布団で目覚める事が出来たらとても幸せに感じそうですね。
    (そういう幸せは求めてない?)現代文明を最大限利用して環境負荷の少ない時間的にも
    精神的にも豊かな生活を構築していく過程が見てみたいです。
    しかし寒いのは苦手だな~、日当たりは良い所なのでしょうか、いろいろ気になりますが
    毎日ブログ楽しみにしています、頑張ってください。

    • Homare より:

      おこげさん

      寒波が来たときは寝袋の中以外は本当に寒いです。
      家は年内に住めるようになるかきわどいところです。
      早く家のなかで暖かい布団で寝たいですよ(笑)
      ただ家が出来てしまえばもう今のような生活は出来なくなってしまうので、これはこれで貴重な経験なのかなとも思っています。