兵庫県宝塚市にある中山寺に安産祈願のお礼参りに行ってきました。
中山寺は安産祈願や水子供養で全国的に知られるお寺です。
妻が妊婦だった時、妻のお母さんが中山寺まで安産祈願に行ってくれて、お札やさらしの腹帯などをいただきました。
おかげさまで昨年の夏、子どもも無事生まれ、このたび親子三人でそのお礼参りに行ってきました。
正月ということもあって参道には出店がならび、初詣に来た人でたいへんにぎわっていました。
我が家はこの正月、すでに二つの神社に参拝していたので初詣ではなく、三回目詣(?)。
この日は4月並みの気温とニュースになるほど暖かく、春みたいな陽気で上着もいらず、とても過ごしやすい日でした。
中山寺にははじめて参拝しましたが、行って驚いたのは参道の階段にエスカレーターがあったこと。
私はいままで全国のたくさんの寺社を訪れていますが、参道にエスカレーターがあるのははじめて見ました。
安産祈願で有名なお寺というだけあって、エスカレーターやエレベーターがあれば妊婦さんも安心して参拝できます。
すべては参拝者への配慮ですね。
さて、お礼参りにはお守りやお札など、安産祈願でいただいたものをすべてお返しすることになっています。
本堂で参拝をすませたあと、本堂脇にあるお礼参り受付所前でお礼参り申込書を記入。
窓口に申込書を提出する際に、持ってきたお札なども一緒に受付の人に手渡しました。
すると、「腹帯はありませんか?」と受付の人。
安産祈願でいただいたものの中には、日本古来からの風習で妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に巻くというさらしの腹帯もありました。
お礼参りでは新しいさらしを買ってお返しするという話は聞いていましたが、使用した腹帯をお返しすることなど私たちはまったく知らずもちろん持ってきていませんでした。
受付の人の話では、その腹帯をお返しするのがお礼参りでは何よりも重要で、またの機会に持ってきてもらうか、送るかして必ずお返しください、とのこと。
ところで、我が家では子どものおむつを布おむつメインで使っているのですが、実をいうと、お礼参りで何よりも重要といわれたさらしの腹帯は、産後はさみで切って、子どもの布おむつとして使ってしまっていました(笑)
布おむつとなった腹帯を、後日お寺に送る予定です(笑)
と、まあオチがついたところで新年のご挨拶。
みなさま、あけましておめでとうございます。
夏に生まれた娘は、早いものでもう5か月。
おかげさまですくすくと元気に成長しています。